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トシボーのはかり

最近ね、思うんだけどね
人の痛みがわかるってのは
実は同じように痛みをかみしめる事じゃなくて、
私は痛くないけどあなたはもしかしたら痛いかもしれないなって
そういう風に思える気持ちなんじゃないかと思う。

人によって
痛いっ!と感じるハカリは違うと思うのよ。
それは重さであったり種類であったり
そういうのはみんな十人十色、百人百色。

みんな違うものを持ってるんだねっていうことを
気づくことがもしかしたら
痛みが分かるって事の第一歩なのではないだろうか。

あたしのハカリでは重くないから
これは軽いぞって決めつけるのはあまりにも浅はかというか、
それではいつまで経っても相手の気持ちには近づけない気がする。

例えば私の最愛の甥っ子トシボーが
「太郎ちゃんが僕のおもちゃ取ったぁ~~~」と
泣いて叫んでいるとする。
そんなとき「そのくらい貸してあげなさいよ」というオトナ。
彼らはトシボーにとってそのおもちゃがどんなにpreciousなのか
知っているのだろうか。

それはそのオトナのハカリにトシボーの悲しみを乗せたら
ホコリほどの重さしかないかもしれない。
だけど、彼にとっては大問題なのかもしれない。

その大問題っていうのはこっちが決める事ではなく
本人が決めることであって、
本人の心の中でそれが大きい問題ならば
それは誰がなんと言おうとも大問題なんだ。

そこで周りはどうするか。
どうしなきゃいけないっていう決まりはない。
「そうなの?大変だね。どうしようか?」と同情するも、
「そのくらいでクヨクヨしてどうするの?強くなりなさい」と叱咤激励するも
ただ抱きしめてあげるだけでも、決まりはない。

ただ、私は、「そんなの貸してあげなさいよ」って
自分のハカリを相手に押し付けるような
オトナだけにはなりたくないなあとつくづく思う。

いや、実は私もまだまだ押し付けがましく
しょっちゅうやってしまうし
相手の痛みをちゃんと分かって成功した例がないので
偉そうには言えないのですが。笑

自分以外の周りには
みんな違うハカリがあるんだぞって思うだけで
「それじゃあ、この人のハカリはどんなだい?」と
思う余裕も出てきたりするんじゃないかなあ~。

と理想論。。。。でした。笑
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by lecanard | 2004-08-23 21:57 | 日記